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石油天然ガス・金属鉱物資源機構のウエブサイトに掲載されている「世界LNG 産業動向(LNG 産業の過去・現在・未来)」(pdfファイル)によると、2015年までは、世界のLNGの供給は、需要を上回ると想定されている。ということは、想定の量を確保することは可能だと考えてよいだろう。



ただし、量が確保できるとはいえ、必ずしも価格が安定するというわけではなさそうだ。先ほどのレポートによると、2つの不透明なリスク要因があるらしい。

1つ目は、天然ガスを液化する施設(液化施設)周りのリスク。建設コストが、昨今の資機材の高騰により値上がりしていることや、エンジニアリング会社各社の人材不足により、規模拡大と技術革新により割安になるはずの上流側のコストが膨らむ可能性があるようだ。

2つ目は、「資源ナショナリズム」というリスク。今年4月に、ロシア・天然資源省がサハリンエナジーの環境是正計画を承認する形で、ロシアガスプロムがサハリンエナジーの株式の50%+1株を取得し、英蘭シェルが55%から27.5%-1株に、三井物産25%から12.5%、三菱商事20%から10%に減少させられた(サハリン2@wiki)ように、折りしも、日経ネットで、

アジア最大のガス田権益、インドネシアが6割要求・エクソン反発

【ジャカルタ=代慶達也】インドネシア政府は同国西北部ナツナ島海域にあるアジア最大の天然ガス田に関して、開発主体の米エクソンモービルにガス販売収入に対する政府への配分比率を現在のゼロから60%超に引き上げるよう要請した。カラ副大統領は「国内の原油・ガス生産は低迷している。(政府の直接権益を設定し)自国に優先的にガスを供給する必要がある」と述べた。

同ガス田の可採埋蔵量はロシアのサハリン2の3倍弱の規模。現在の配分比率はエクソンが76%、インドネシアの国営石油会社プルタミナが24%。同国政府が直接、ガス販売の収入を得ることができない契約になっている。このため政府はエクソンに契約の全面的な見直しを要請した。


というニュースが流れていた。確かに、今後、このように、LNG産出国が自国の権利を最大限主張しようとするようになる可能性は否定できないだろう。

いずれにせよ、当面のLNGについては、量は確保できても、値段は依然不透明な状況が続くということになるのだろうか。

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2007.10.09 Tue l 天然ガス・LNG l COM(0) TB(0) l top ▲

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